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パンとサーカスとボリショイと私

ひさしぶりの登場
まるでインテリさんみたいな、ひねりの利いた記事が続いたところで、久しぶりにおれ様が記事をjust bmbing!

うちのメンバーはみなさん文才があるでしょう。ヘヘヘ、さすがはW大学出身で固められているだけありますね(爆)。でも、心配しないで。普段はビール飲んでしゃべくってるだけの、ぼんくら4人組なんです。決して話しづらい、頭がよろしくって近寄りがたい、というか鼻につくからあんまり喋りたくない、むしろむかつく!そんなふざけた奴等ではないんです。

ゆうべは新宿モーションにて、SuiseiNoboAzのライブを見てきました。これがまた素晴らしかった。「ニルヴァーナよりかっこいい…」。いつまでたってもrockin'on臭の抜けないおれは、そんな高校生じみた感想を誰彼構わず言って回っていましたよ。

そうさ、おれはそのSuiseiNoboAzのファンとよろしくくっついちまったことを底抜けにいじられながら、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のTシャツなんかを知った顔で着こなして、いつまでもヘラヘラとビールやテキーラ(ひゅーカッコイイ)を、ぐいぐい流し込んでいたのさ!(ひゅーやっぱりカッコイイね!)

やれやれやっぱりふざけてやがるね、このバンドは。そんなおれらも、ゆうべのjust1週間後、そうjust just just1週間後、ましてや同じ新宿モーションでgigをdigします。illなgigをdigしてdidします。digしたらそれはもうdidだから、doしたらもうdidだから!下記を書き書きして柿食って客になってくれ!
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【2012.5.27 Sun.】
新宿Motion

「Slogun」

o/18:00 s/18:30 adv./2000yen(+1D別)
w/Sir Oriental Orchestra, ステキス, 某人間, その場しのぎ

出番/19:10~
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http://www.pantocircus.com/
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# by pantocircus | 2012-05-22 02:15 | タイチ
「あっ…!もうダメっ!」欲望の権化と化した猟師に翻弄される美人妻
甚五郎は、露の滴るバラに食指を向け、粘液たっぷりの肉を舌先で転がすように味わった。
ジュルジュルと音を立て、一心不乱に貪る。

荒い鼻息が、美智子の耳にまで届く。

苦行に耐えるような顔の美智子。

甚五郎は、思いだしたように大きく息を吸い込み、次なる欲望を満たしにかかる。

ベルトをゆるめ、それ自体が一個の意志―そう呼ぶにはあまりに原始的な欲求ではあったが―を持つかのような、黒光りする棒をおもむろに突き出し、艶やかな赤へと向ける。

山の男らしく、ずっしりと、確信に満ちた無造作な仕草で。

幾度、そのシンボルを往復させたろうか、


「あっ…!もうダメっ!」

先ほどから獣じみた貪欲さを見せている甚五郎に翻弄されていた美智子は、ついに耐え兼ねねたように声を上げた。






甚五郎は美智子の訴えには全く耳を貸さず、新たな牛バラ肉を箸で刺し、煮えたぎる割下にくぐらせる。とろりとした玉子に浸し、口に運ぶ。

皿の肉が3分の1ほどまで減ったところで、遂に美智子の堪忍袋の緒が切れた。



甚五郎の食欲の象徴たるその箸を素早く掴み、一間続きの玄関に力いっぱいに放擲。箸の一方は三和土に、もう一方は、一目で甚五郎の手による補修がなされたことが見てとれる、不細工な鼻緒が通った草履に滑り込んだ。

「おい、その肉がいったいいくらしたと思ってんだ貴様。」
美智子は怒気に頬を赤らめて言う。

「馬鹿亭主の少ない稼ぎじゃ到底食えねぇような黒毛和牛様なんだよ!お義父様のために用意した鋤焼を、バカスカ食いやがって…!せめて半分残しとけっつーんだよ、タコ!」

「だってそりゃお前ぇ…」

「うるせぇ、クソブタ」

「んでも…おっとぉが来んのはあすたじゃねぃが…。」

美智子は蒼白な面持ちでカレンダーを振り返る。年の瀬に、米屋から貰った日めくりカレンダーには「十九」と大書されており、美智子は、先ほど引いたばかりの血液を、再び頬に集中させた。

「は!?何言ってんのマジ意味わかんない。ありえねー。まじありえねー」などと、確率的には多分に有り得ることを拒否・拒絶する不分明な文言を口走り、憤然としている。

その傍らで、甚五郎は箸を奪いとられた姿勢のまま、茫然と投げやりな目線を「畜生米店」の文字に注いでいた。

日付の脇には「成功する者とは、成功したいと思っている者のことである」と、愚劣なことが、金言らしく印刷されている。甚五郎は「いい言葉だな」と思って見ていた。

割下は沸騰を続け、皿から甚五郎の腕にかけて、茶色く変色した玉子が糸を引いている。

外は吹雪。二人は、バラック小屋とさして変わらぬ家屋に逼塞して。

彼らは、端的に、哀しかった。



と、まぁ。品のない釣り方をして、ライブ告知。

次のライブは5/27(日)新宿モーションにて。

休日ですからね。皆様是非。

チャリちゃんもね。
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# by pantocircus | 2012-05-20 21:50 | トクヒサ
ハッピーバースデー
今月六日に一つ歳をとった。
パンとサーカスのボーカルギター担当林氏による誕生日プレゼントが佐川急便の粋な計らいで我が家に届けられたのは本日十九時半の事である。

厳重に封をされた段ボールにその身を包んだそれは、トマトホール缶約5kgという代物であった。
彼からは二十歳の誕生日に薔薇の花を頂戴したこともあるが、このようないわゆるサプライズというものに彼を導くのは、隠しきれないマジシャンの血なのであろう。

以前彼の家を訪れた際、母親からこんな話を聞いた事がある。聴いた事があるような無いような、古いレコードがかかっていた。

「あれも可哀そうな子でね。生まれてすぐに実の母親を事故で亡くしてるの。彼の母親はそれはそれは綺麗な人だった。マジックショーのアシスタントをしていたわ」

「その時のマジシャンというのが、今の貴女のご主人ですね?」

「・・・ええ。彼は大人気だった。女の子にもモテモテでね。いつも黄色い声援がこだましてた」
彼女は懐かしそうに語りだした。
「かくいう私も彼のマジックにかかった一人。彼を追いかけては色んな地方を旅していたものよ」

扉の半開きになった部屋から覗いた奇妙な道具達。その時には何か夫婦生活に刺激を与えるためのアレかとも勘ぐったものだが、今から考えれば全てマジックの道具だったというわけだ。

「ステージではいつも一人の綺麗な女性が甲斐甲斐しく、そしてときに大胆に、彼の手伝いをしていたの」

気のせいか、彼女の表情が少し曇った。

「それがあの子の本当の母親というわけ。恥ずかしい話だけど、羨ましくて仕方がなかった。いつでも彼のそばにいられる彼女が」

レコードが止まった。

「・・・だから、彼女を殺したんですね?」

そう言うと、彼女は恐ろしい笑みを浮かべながら私のグラスにワインを注ぎ足し、別のレコードに針を落とした。妙に明るい曲だったのを覚えている。


とまぁこんな感じだからさ、皆くれぐれも太一君に優しくしてあげてね!
ライブとか見に来てくれるとあいつも喜ぶと思うよ!

ヤマダ
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# by pantocircus | 2012-05-10 22:37 | ヤマダ